2018/08/31
「ネギ抜き」オーダーする人がネギ嫌いとは限らない!?
や〜〜っとお盆の疲れが抜けてきて、いつも通りの疲れ具合(笑)に戻ってきた大将です。今日はちょっと「ネギ抜き」の話題。
うどんでも蕎麦でも、ネギは欠かせない薬味ですね。
そのネギですが、子供に限らず大人でもやはり嫌いな人は少なからずいまして、そういう方はオーダーの際に「ネギ抜きで」と言っていただければ大丈夫です。
当然、常連さんで「ネギ抜き」の方は、イコール「ネギ嫌い」とスタッフも記憶するわけですが、
実は、ネギが嫌いでもなんでもなく、むしろ好きな方でもネギ抜きでオーダーされる方はいらっしゃるんです。
当店の常連さんで、いつも「しょうゆうどん」を「ナシナシ・ネギ抜き」でオーダーされる方がいます。
「ナシナシ」というのは、通常しょうゆうどんに付く大根おろしとレモンもいらないってことです。
つまり、器に白いうどんのみが乗った状態で提供するのです。
ある日、そのお客さんが珍しく二杯目に「かけうどんヒヤヒヤ」をオーダーされました。注文を受けたスタッフは当然「かしこまりました。ネギ抜きでよろしいですね」と言います。そうすると、「いや、ネギは入れて」との返答。
注文を取ったスタッフは少し驚いていたようですが、厨房の中でそれを聞いてた私は「やはりそうか」と思いました。
その時の私と同じように、「あ〜、そういうことね、分かる分かる!」という方、アナタは相当の麺好きですね(笑)
実は私もしょうゆうどんを「大根無し・ネギ抜き」つまり麺とレモンだけでオーダーしていたクチです(ちなみに、ネギ好きです)。
どういうことかといいますと・・・
純粋にうどんの麺を勢いよく喉に滑り込ませたいという時に、ネギは凶器になるのです。
麺を吸い込むバキュームのチカラで、刻まれたネギが一気に喉の奥に飛び込んできて、地獄のようにむせるんです(笑)
純粋に麺の喉越しを楽しみたいときなどは、ネギが好きであろうとも「ネギ抜き」のオーダーが安全です。
ということで、「ネギ抜き=ネギ嫌い」とは限らないというお話でした。ちゃんちゃん。